舞妓への道のり

obi

京都の宴席を華やかに飾る舞妓・芸妓。まず舞妓さんをめざす者は、中学生の時に置屋と呼ばれる舞妓さんが所属する事務所的なところのおかあさんと面談します。

舞妓さんの資質があると認められると、夏休みなどを利用して「しこみさん」としての修行が始まります。

そして中学校を卒業して親元を離れ置屋さんに住み込みで「見習いさん」として舞妓さんになるための修行が始まります。先輩の芸、舞妓のお姉さんたちのお世話や雑用をこなします。

また舞妓さんとしての芸を習得するため花街の中にある八坂女甲場学園に通い、京舞、三味線、能楽、小唄、華道、茶道などを学びます。

もちろん京ことばを身につけることも重要です。

「見習いさん」の帯は長いだらりの帯ではなく「半だら」という半分の長さで袖も同じく半分程度の長さしかありません。これらの慣習もまだ舞妓さんではないということを本人が自覚するためのもので長い歴史の中、今も続いています。

1年に及ぶ修業期間中に本人のやる気や適性が試されその素質が認められると晴れて舞妓としてデビュー出来ます。舞妓デビューに必要な条件とは八坂女甲場学園の先生の許可がすべて。まだ舞妓として早いと判断されれば修業期間が1年経ったとしても許可されません。これも300年の歴史で培われたポリシーです。

舞妓さんのデビュー日は「店だし」と呼ばれ1年の修業期間が終わる大体2月か3月ごろに行われます。

しかしこのデビューの日から本当の厳しい日々が始まります。

一覧に戻る